黔東南けんとうなんミャオ族トン族自治州 Qiandongnan

黔東南ミャオ族トン族自治州

黔東南ミャオ族トン族自治州Qiandongnan

黔東南ミャオ族トン族自治州面積は3万339平方キロメートル、人口は431万。
そのうちミャオ族が40%、トン族が29%占めています。国内でミャオ族とトン族が最も多く集まり住んでいるところです。州府は凱里市です。
黔東南州の観光資源は格別特色があります。
山々が起伏し、河川が縦横に流れ、自然風景は美しく、人文景勝も古色蒼然として質朴、民族風情が濃厚かつ独特で、原始的な自然生態、昔のままに残る史跡、原生的な民族文化が残っています。
国家クラスでは、景勝地が1ヵ所、自然保護区1ヵ所、森林公園1ヵ所、生態保護区3ヵ所、歴史文化都市が1都市、生態博物館が2つ、重要文化保財が8つ、民間絵画芸術故郷が5ヵ所あります。
省クラスでは、名所旧跡が10ヵ所、自然保護区5ヵ所、歴史文化古都が3都市、重要文化保護財が32、芸術の里が9ヵ所あります。
「人類で最も古い歌謡と疲れた心を癒す最後の古里」と呼ばれています。

主要な名所

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㵲陽河

国家クラスの景勝地である㵲陽河は、施秉と鎮遠、黄平の三県、岑鞏や凱里、台江、三穂、剣河などの県クラスの市にまたがり、開発計画面積は625平方キロです。
㵲陽河、杉木河、雲台山、竜鰲河など10ヵ所のほか、数十余りの名所があります。
景勝地は㵲陽河水系を中心に、カルスト地形、深谷樹海など多彩な景観が一体化された、貴州東部随一のエコ観光、風俗をたずねる観光の中心地です。
杉木河は施秉県北西部から14キロのところを流れています。
澄みきった泉水と峻険な山々を主体に、雄大で美しく、奥深く珍しい景観が特色です。
なかでも川くだりは人気のある観光の目玉です。
杉木河沿いに屹立する雲台山は、原始次生森林区で、山々は重なり合って、雲は山を囲むように漂っています。
登山観光の聖地でもあります。
飛雲大峡谷は長さ10キロ、黄平と施秉との県境にあり、両岸には絶壁が迫り、谷底には泉が沸き、時に野生サルが出没します。
全国重要文化財の青竜洞は鎮遠古都の中山河にあります。
歴史は600年余り。「壁に張りつくように天高く聳える名刹」。
儒学と道教、仏教が共存しているのが特色です。
飛雲崖は明の正統八年(1443年)に建立されました。
黄平県東部12キロのところにあり、主体建築が飛ぶ雲のような巨石の下にあるのがその名の由来です。寺院、古駅館などが見所です。

雷公山

国家クラスの雷公山自然保護区・国家森林公園は、雷山と台江、剣河、榕江の4県にまたがり、面積は4万7333万平方メートルです。
禿杉林やその生態環境、水源涵養林のほか、華南虎や金銭ヒョウ、林ジャコウジカなどの国家クラスの保護動物を主な保護対象としています。主峰の雷公坪は海抜1850メートルあります。
山間の盆地にあり、森林に囲まれ、緑に溢れ、水がさらさらと流れています。山頂の蘚苔に覆われた雑木林や細水の滝、小丹江森林の渓流などが見所です。
森林公園は雷山県の白岩村、響水岩、雷公山頂、高岩村、水渓村などに広がり、面積は4354万7300平方メートルあります。
禿杉林など稀少植物の保護を主体とした山地の森林生態公園です。
生物資源は豊富で、稀少植物が多く、天然禿杉林は現在国内で面積最大、数量最多、保存状態も最良で、原生林の姿を色濃く残しています。

朗徳上寨

雷山県から北へ17キロ。山水を特徴に、黔東南部で最も早く観光客を受け入れた最も有名なミャオ族の村の1つです。全国重要文化財に指定されています。
村の周囲に三つの門があります。青瓦の吊脚式の木製の建物が独特の興味を誘います。
山麓の斜面にあり、ほとんどが清代の建築です。
村内には石が敷かれた芦笙を奏でる広場や、ミャオ族文化博物館、清代にミャオ族が一揆を起こした将軍の旧居があります。

肇興のトン族寨

肇興は、昔は「肇洞」と呼ばていました。
黎平県から南へ70キロのところに位置し、中国最大のトン族村です。人口は3415人。そのうちトン族が3125人で、姓は全てが陸と言います。
仁、義、礼、智、信の五つの族に分かれており、それぞれに鼓楼と花橋が建てられ、風格もそれぞれに異なり、独自の工夫が凝られています。
村内には欄干式吊脚楼(高床式家屋)がずらりと並び、全てがスギづくりです。
花橋や劇場、歌坪、穀類干し場、穀倉、瓢井、民家などの建物が配置よく並び、構造も合理的です。
村には合唱団や劇団もあり、祝日には唱大歌や歌堂踊り、抬官人といった伝統的な催しが開かれます。

岜沙ミャオ族寨

岜沙ミャオ族寨は「世界で最後の射手の部落」と呼ばれています。従江県から5キロ。4つの村落からなり、人口は2061人。
村の周りは古木に囲まれ、静かな環境で、景色は美しく、民家は山に沿って建てられ、よく保存されています。
生活習俗は古風で神秘的で、古くからの姿をとどめています。
男女の服装は清代(1644-1911年)そのままで、あたかも清の文化の生きた化石を思わせます。
男性は辮髪を結い、ズボンはたっぷりとし、肩に猟銃を担ぎ、腰に長い刀をつけ、勇猛で武威に溢れています。
女性は銀の首飾りや腕輪をつけ、スカートは色々な図案で彩られ、古色蒼然としてまさに異彩を放っています。

竜鰲河

省クラスの景勝地である竜鰲河は岑鞏県に位置し、面積は364平方キロ。㵲陽河景勝地と梵浄山自然保護区の中間地帯にあります。
見所は思州古城、竜鰲河、馬家寨、鰲山、竜田、中木召古荘園遺跡ほか、大規模な万仏鐘乳洞、平庄万仏鐘乳洞、天馬雲門鐘乳洞、水尾将軍岩鐘乳洞、竜鰲河の風景、水尾大樹林ミャオ族村の風景、竜田徐家湾朱木林の風景、平庄将軍山の風景、思州古城跡、思州観音閣古跡、思州禹王宮の古建築跡、大有中木召古の荘園跡、水尾隘門の明代古建築跡、鰲山寺の唐代古建築跡、竜田の楊泗廟跡、竜田万寿宮の古建築跡など実に多く、観光価値は高いです。
山水と民族風情、文物古跡が一体となった観光地です。

黔東南州民族博物館

凱里市にある、民族色に富んだ博物館です。
中央の塔に似た建物はトン族の鼓楼の二重ひさしの建物を、東と西の塔楼はミャオ族の吊脚楼(高床式家屋)を模したもので、「ミャオ族とトン族の古里」を意味しています。
2階と3階は黔東南部の概観、少数民族の風情、少数民族の服飾、竜船と現代の民間工芸美術などをテーマにした展示室になっています。
なかでも精彩を放つのが、少数民族の風情を紹介する展示室です。
各少数民族の民家、服飾、風俗や民俗などを理解することができます。

巴拉河

巴拉河農村観光地は凱里市の東南部にあります。全国農業観光モデル地区、貴州省と ニュージーランドが共同開発する農村観光モデル地区です。
南花村や季刀村、懐恩堡、郎徳上寨、南猛村、脚猛村、猫猫河村など七つのミャオ族の村が点在しています。
口頭継承文字や民間曲芸の嘎百福、民謡、芦笙、服飾、鼓社集会、吊角楼群など。
多彩なミャオ族の風俗が美しい山水の世界に独特の魅力を放っています。

朗徳上寨

雷山県から北へ17キロ。山水を特徴に、黔東南部で最も早く観光客を受け入れた最も有名なミャオ族の村の1つです。全国重要文化財に指定されています。
村の周囲に三つの門があります。青瓦の吊脚式の木製の建物が独特の興味を誘います。
山麓の斜面にあり、ほとんどが清代の建築です。
村内には石が敷かれた芦笙を奏でる広場や、ミャオ族文化博物館、清代にミャオ族が一揆を起こした将軍の旧居があります。

隆里

隆里は錦屏県から南に45キロのところに位置し、黎平空港からは18キロ。
明の洪武十八年(1385年)に建てられ、明代守備所の追跡があり、明清の都市建築と民家の建築群の保存状態は貴州でも最もよく、最も特色のある古代軍事施設です。
ノルウェーと共同で整備した中国生態博物館でもあります。
状元橋や状元墓、状元祠、竜標書院、竜里司花橋、士司墓、真武廟、関羽廟、二郎廟などが見所です。

黎平トン族村

黎平トン族村は貴州、湖南、広西チワン族自治区が境を接するところに位置しています。
民族の命で命名された国家クラスの景勝地で、黎平、従川、榕江、錦屏、天柱の5県にまたがり、面積は1万4800平方キロ。
1000人を超す人が参加する民族の祝日は年間65ほどあり、トン族の民謡、琵琶歌や地方劇は国の無形文化財に指定されています。
また、ユネスコからは中国観光のベストゴールデン観光ツアーとして2コースが推薦され、国連郷土文化機構は「自然に回帰し、素朴な精神に戻る」観光地10ヵ所の1つに指定されました。
また、肇興のトン族村は中国で最も美しく六大農村古鎮の1つとして評価されました。

小黄トン族寨

従江県の北東部27キロのところに位置し、人口は662戸3197人。
村の周りには渓流がさらさらと流れ、山々に囲まれています。
村中の吊脚楼が山水とともにあり、鼓楼と花橋が遠くからそれに呼応します。
小黄トン族の長歌は長い歴史があり、旋律は美しく、内外での評価は非常に高いです。
中国文化部から「民間芸術の里」に指名されています。

施洞

台江県の北35キロの清水江畔に位置しています。歴史上、ミャオ族と漢民族の文化が融合したところで、文物古跡が多くあります。
明末、清代初期に造られた施洞埠頭、清代の蘇公館と両湖会館、清兵の万人坑と楚軍祠、明代の蔵鼓洞、ミャオ族の13年に1回の儀式が行われる鼓社遺跡などが見所です。
施洞のミャオ族姉妹祭りや竜船祭りは最も盛大で、最も特色に富んでいます。
民間の切り絵、刺繍と銀製品芸術の里でもあります。

石橋

丹寨県から北に17キロのところに位置しています。有名な中国宣紙の産地です。製紙は長い歴史があり、村民のほとんどが従事しています。
蔡倫(中国古代製紙術の改良者)を祖先と見なし、毎年蔡倫を記念する催しを行っています。
古代の製紙技法や道具を今でも伝えており、規模も大きく、原始的な家内生産様式が依然として残っており、画紙の質は非常に素晴らしく、国の無形文化遺産です。

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